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2020年1月例会を開催いたしました

活動報告

一年の計は元旦にあり! 
新年だからこそ考える時間の使い方!

開催日 2020年1月21日(火)
会 場  電気ビル共創館 カンファレンスB
テーマ 「経営者の時間の使い方」~タイムマネジメントはライフマネジメント~
報告者 
山口 幸只 氏 ホイストアート有限会社 代表取締役    
川原 史郎 氏 メディカルケア合同会社 代表社員    
酒井 恭子 氏 SHAMALO合同会社 代表社員

出席数 合計80名
担当ブロック どんぐりコロコロブロック

3名の報告者の方々がそれぞれの立場から報告を行いました

【報告者1・山口さん】

まず、山口さんからは、小規模事業者(創業者)の立場から、プレイングマネージャーとして時間に追われることが多かったので、現場から脱却して経営者として考えて行動する時間を確保するため、時間の使い方を工夫するようになった、というお話でしたちなみに、山口さんは、同友会の「ファーストシート」という書類を活用することで、やる必要のないことを見える化できた、顧客に喜ばれるからと言って効率を無視して時間や労力をかけすぎることを控えることができた、とのことでした【

【報告者2・川原さん】

次に、川原さんからは、中規模事業者(M&Aによる承継者)の立場から、当初は事業の詳細に関する知識や経験の乏しかったため、現場の従業員との関係が表面的なものとなっていたが、紆余曲折を経て、現在は事業に関する知識や経験を深めるとともに、現場の従業員との関係も理念を共有できるようになりつつある、というお話でしたそのなかで、時間の使い方については、日常的に遠方を含む複数個所を訪問することはかなりの時間の浪費になるので、ウェブ会議等、会議の仕方などを工夫している、様々な問題解決にあたって士業などの専門家を活用して効率化している、新規事業について現在の事業との関連性・発展性があるものを立ち上げている、とのことでした

【報告者3・酒井さん】

また、酒井さんからは、個人事業者の立場から、現在の仕事が今後の自分の人生において続けていきたいことなのか自問自答しているうちに、仕事が順調でなくなる時期があり、時間ができることがあったので、そのようなときには、焦らず、自分が使命を感じることに時間を使い、新たな仕事に踏み出していくようにしている、というお話でした酒井さんのお話は、時間は作り出すものというよりも時間は与えられるものというお話で、仕事が順調でないときは焦らずに新たな使命を掴もうという、救いとなるお話でした

【グループ討論】

報告後の7名前後のグループごとの討論では、時間がうまく使えているのか、時間をうまく使うためにはどうすればよいのか、自社や社員の理念や夢を基に時間の使い方の優先順位を決めるべきではないか、自社や社員の理念や夢を共有・把握できているのか、といったことが話し合われましたまた、参加者が報告者へ抱えていた悩みに共感して、どのようにすればよいのか、と率直に相談・意見交換している場面もありました

【まとめ】

時間の使い方というと、昨今ではITを駆使した効率化ということが頭に浮かびますし、それも重要なことだと思いますが、経営者としてより大きな観点から時間の使い方について報告があり討論できたのではないかと思います